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等しい距離

2009年08月03日

aqu

“仕事のやりがい”と聞くと“達成感”という言葉を思い出す。

学生時代、人事関連のコンサルティングを主な業務とする、
ベンチャー企業の会社説明会に参加した。
学生から出た「仕事のやりがいについて教えてください」という声に、
社長は迷うことなくこう答えていた。
「仕事のやりがいは、達成感である」──と。

熟達したベテラン経営者の悩みを解決するには、
経験で劣る部分を補って余りあるほどの勉強量が不可欠である。
しかし、そのために必要な努力は並大抵のものではない。

「30分のプレゼンで200万稼ぐとする。
その30分を、相手にとっていかに濃密な時間にできるか。
200万以上の価値と思わせることができるか。結局はそれしかない」

達成感という言葉に、
「絶対にやり切るんだ」という覚悟が付いて回ると思うようになったのは、
この時からだったような気がする。
その覚悟を持つ者だけが、何物にも代えがたい達成感を味わうことができる。

けれども、達成感そのものに大小はない。
大小があるとすれば、それは、過程で注いだエネルギーの総量なのではないか。
誰に対しても等しく存在するものだからこそ、
“仕事のやりがい”として“達成感”が印象に残ったのかもしれない。

koji



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