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「一流」について

2009年06月16日

boss

リッツ・カールトンでは、
「従業員もまた紳士淑女である」
をモットーに掲げている。
これは、従業員とお客さまの関係を「対等」と位置づけるとともに、
従業員に対して「一流になりなさい」と促すものでもある。

『一流』を目指すことは大切である。

某経営者セミナーの講演者の方は、
「一流になるには、どうしたらいいですか?」

と質問した女性新入社員に対して、こう答えたという。

「一流だと、思えばいいんです」

そして、「まず一流を体験することです。体験しないと分からない」と続けた。

一流の眼を養うには、
本物を見続けることが一番の早道であり、
それを繰り返すうちに、
本物と偽物とを見分ける感性が身についてくる、と。

「海外に行く時に、ファーストクラスに乗ってごらん。
エコノミークラスと比べて、その違いに一流の意味が分かります」

それは無理と思うなかれ。
私とてビジネスはともかく、
ファーストクラスにはいまだかつて乗ったことがない。
でも、彼は「ファーストクラスのトイレを見に行くだけでもいい」と
言ってくれる。

「誰かがトイレから出た後、すぐ入ってごらん。
手を洗うボールの周辺、ダストボックスの周辺、便器を見たらいい。
エコノミークラスは、手洗いボールの周りは水でびしゃびしゃ、
髪の毛が何本も落ちている。
一方のファーストクラスは、自分が使った後、
ちゃんと手洗いボールの周辺は拭いてある。
ダストボックスも、ちゃんと紙タオルが捨ててあるはずだよ」

一流になるためには、一流の人間の振る舞いを見る。
そして、“自分も一流であれ”と考えて行動することを習慣づける。

時々伝えていることだが、
ジャンプする必要こそないけれども、
背伸びはおおいにしたほうがいい。

意識して背伸びをしなければ、
本物(=一流)を見ることも、本物と接することもなかなかできない。

常に“いまの自分”よりも少し高い位置へと背伸びする。
そこで、本物を体感する。
そのためには、「自己投資」が欠かせない。

中途半端なものに金や時間をかけるのではなく、
めりはりをつけて、できる範囲で「背伸び」する。

同じ酒を飲むなら、たまには「本物」を味わいたい。
それも、“自腹”で経験したい。

そこで初めて、「本物」に近づけるからである。

「背伸び」することは仕事、とりわけ企画において、とても大切なことである。
『一流』は『一流』をつくる。

“自分も一流であれ”と考えて行動する──私も常に意識して習慣づけたい。

Taka



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