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ここにいない人のこと

2013年06月14日

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森ビルで行われた親鸞フォーラム

「震災×経済×仏教」を聴講。
高橋源一郎、平川克美、鷲田清一のご三方という並びで
福井出身の家内(一向一揆の本場なので真宗なんです)も珍しく同行。



人口減、右肩下がりに震災後という状況下でどうすんのよ──

という問題意識でのお話です。
一般的には成長追求ならグローバル、高付加価値化ということになりますが、
シンポでは資本主義(株式会社システム)の限界を見据え、右肩下がりを前提に
縁(ネットワーク)の再構築や人間の有限性への自覚が必要、
との趣旨が強かったように思います。

話題は様々に転じましたが、印象に残ったフレーズのひとつが

「倫理の基本は、今いない人のことを含めて考えること、
すなわち死者とまだ生まれていない子どもたち。」
東北では死者を忘れないための作業を黙々とやっているということです。
たぶんワタシの仕事(特に年史)にも必要なことかと。
なぜか、はるか昔の彼女に言われた
「ちゃんと恋愛が終わると、別れても相手が天使になって肩の上あたりでみてるんだよ。
だから、恥ずかしくない生き方をしないといけなくなる」
という言葉まで思い出してしまいました。

休憩時に喫煙所に駆け込むと、

平川、鷲田のお二方がタバコを吸いに。
こういうのが喫煙者の役得です。



text by 月岡 誠



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