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見果てぬ夢

2013年03月11日

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中学生の頃、聴いた深夜ラジオ。
ゲストの市川染五郎(現・松本幸四郎)さんの言葉が印象に残っている。

一番好きな言葉として、
まだ演じ始めて数年の『ラ・マンチャの男』の中のセリフを挙げた。

「本当の狂気とは、
夢におぼれて現実を見ないことかもしれぬ。
現実のみを追って夢を持たないのも狂気かもしれぬ。
だが、一番憎むべき狂気とは、
あるがままの人生にただ折り合いをつけて、
あるべき姿のために闘わないことだ。」

染五郎さんは、この言葉を自ら体現するかのように、
NYのブロードウェイ(『ラ・マンチャの男』)、
ロンドンのウエストエンド(『王様と私』)
という世界の2大ミュージカルの本場で、
日本人としては初めて主役を演じ切った。

いまでこそ、日本人俳優が世界の檜舞台で活躍する姿も珍しくないが、
当時は無謀とも思える、想像を絶する覚悟を要する挑戦だったに違いない。

私にとって、たまたま耳にした言葉であったが、
すぐにメモに走り書きしたのは、
何か感じるものがあったからかもしれない。

ここ数年、やや守りに入っていた感もあるなか、
“一番好きな言葉”と胸を張って言えるように、
改めて、新たな目標にチャレンジしたい。

Taka



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