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ラーメン屋右傾化

2012年02月14日

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土曜の深夜にやっているテレビ東京の
「ジョージ・ポットマンの平成史」の
“ラーメン屋右傾化史”を視て、
豪徳寺と稲毛というよく知る(聞く)地名が出てきて
びっくりしてしまいました。

平成になって、ラーメン屋さんの店名が漢字中心になり、作務衣を着たり、
店内に教訓的、相田みつを的言葉がちりばめられたりするようになったのを
「右傾化」と捉える冗談番組です。

ラーメン屋右傾化の背景には、
地盤沈下が進む日本で、熟年層が、
自らが高度成長期(独身時代)に食べたラーメンを
日本の栄光の象徴、国民食として持ち上げているのと、
右翼っぽい気質のヤンキーあがりが独立する道が狭まり、
ラーメン屋が唯一の手段となってきているということが理由だ
──という超強引な論法で笑わせつつ、一理あるかもと思わせる。

異国のメニューで不良の食べ物だった戦前、
戦後の米国のパン食化攻勢に抗する安藤百福のチキンラーメン開発と、
ちゃんとラーメンの歴史も追っていて、
豪徳寺の「満来」(250円ラーメン)、
稲毛区の「進来軒」(戦前の浅草の有名店、来々軒で修行した人が開業)が
昔ながらのラーメン屋として紹介されていました。

平成も「史」ができるほどの年月なんだ、とか。
歴史つーのは、断片のツギハギでなんとか創れるもんだ、
特に細部をきっちり押さえると“らしく”なるなぁ。とか。
いやいや、安直にストーリーづくりしちゃいかんのだな、
きちんと資料を精査せんとなあ、
わかりやすい話ほど気つけないとな、
など、いろいろ考えながら笑えたひと時でした。

水曜の「孤独のグルメ」も併せ、テレ東、頑張ってます。

moon hill



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