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本棚

2011年02月10日

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会社の机の上に並んでいる本をみて、
とてもわくわくしました。
どの本も、どなたかが読まれて、
いいって感じられた本。

実は、この机の様子に触発されて、
小学生のころの学級文庫の棚を思い出しました。
クラス内の本棚です。

いま思うと、
義務的においている本もあったでしょうが、
先生の意向はきっと出ていて、
(けっこう、おすすめしていたりしたので)
確か、生徒の意見も反映される仕組みでした。
シリーズものなど、1と2までしかなかったのが、
人気があると、全部揃えられたりしていました。

読みたい、と思ったときに、
どういうふうにだったか、
希望を出せるようになっていて
全部ではないのですけれども、
あるとき、入っている。
小学生にとっては、とても喜ばしい瞬間でした。

図書館と、その本棚とは大きな違いがありました。
それは、コミュニケーションの棚であった
という点です。

本がたくさんある、とか、
本をかりられる、とかではなくて、
「みんなの本棚」でした。

本は下校時に持って帰ってもいいけれど、
次の日の朝、いったん本棚に返す。
読みたかったら、また休み時間にとって読む。

本棚は、かりる本が待機している場所ではなくて、
読む本が並んでいるところでした。

いま考えると、すごいなと思います。
ものすごく機能していました。
読みたいけど、いま誰ちゃんもはまっていて
すぐにもっていっちゃうから急いでとらなきゃ
みたいな、我先にという競争も生まれていたし、
あの本、しばらくみないけど誰がもっているんだ、
という騒ぎも起こりました。
先生は本当に、むしろ大変だったでしょうが、
私もあのとき、けっこう本を読みました。

机の上の本たちもそうですが、
ただあるのではなくて、
本のうしろに、人の姿(小学生の場合は、お友だち)
を見られる、というのが、
「読みたい」気持ちを後押していました。

本来は、図書館全体が
そうであるべきだったのかもしれない。
でも、教室の左側にいつも見えている学級文庫の棚に
優位性があるのも仕方がなかったかなと思います。

大きな別館の図書館などには
また違う楽しみ方があるわけですし、
両方ある、というのはより頼もしい。

図書館と別に、棚を設ける
というのはやはりいいアイデアだと
思い返し、改めて感じていました。

miotobi



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