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考えたこと~スタイリスト

2009年12月22日

mohi

原宿にあるヘアサロンのスタイリストさんが、
新人がぽっちゃり系であることが許せず、
痩せるように指導しているという話を友人から聞きました。

自分がスタイルいいからって、酷な……
少し前なら、スタイリストさんに対して
そう思ったかもしれませんが、
「職業本」的な考えかたからすると、
残念ながら、スタイリストさんの言うことがとても良く分かる。

町の美容院ならいい。
でも「原宿のサロン」で
美を提供する仕事をする人間が、
ぽっちゃりで平気でいる。
上司から注意されているのに、お菓子を食べまくる──
それが許せないと言います。

スタイリストさんは、太った人でも、太った美容師でもなく、
「原宿のサロンで働くぽっちゃり系美容師」
が許せないと言っているだけなのでした。

ブランドイメージもありますし、
「かわいい子が入ったね」と言われるのが
サロンのステータスでもあるといいます。
モデルとは違ってそこが本業ではありませんが、
確かにそういう部分でサロンに
+αの価値が与えられるように思う。

その価値を認められないのであれば、
町の美容院や、イメージにうるさくないサロンを選べばいいだけの話。
そういうことを大切にするサロンで、
そういう雰囲気の中で働きたいのなら、
まず自分が、
サロンが大切にしていることを大切にしなければならない。

美容師に限らず、ひとつの企業のために働く第一歩は、
大切なものを一緒に大切にする姿勢だなぁ、と思いました。

そのひとつが細身だなんて、
ファッションの町で働く美容師さんたちはなかなか大変です。
でも、ちょっとお菓子をガマンしてスリムでいることで、
本当にそこが“自分に合っている”職場なら、
自分も上司もハッピーになるのかもしれません。
なぜなら本質的に、いいスタイルを保ち、いつもオシャレして、
かわいい先輩に教えてもらい、センスの良いお客さんと接する──
そうしたことを心地よく思うはずである人が、
こういうサロンのスタイリストになるべきだからです。

反対に、「町の美容院」のなかには、
逆に気負いしすぎていないほうがいい、
というお客さんが多いところも絶対にある。

同じ職業でも、企業によって大切にすることは様々です。
向く、向かないも、職種の問題だけではなく、企業次第だったりもする。

自分自身、企業が大切にすることを見極めて
きちんと職場を選ぶことができれば、
みんながハッピーになるのかもしれません。

miotobi



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