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おもいやりに分はあるのか

2009年12月07日

np

日経に載っていた鳩山政権についてのコラムに、
「分不相応の社会福祉」という単語が出てきて
少しだけ違和感を覚えました。

記事の趣旨は、
税収不足かつ成長も期待できない状況で、
社会保障や子ども手当てを増やすことはできない、
収入にあった社会福祉を考えなければ、

という至極まっとうな主張でしたが、
この単語の組み合わせはひっかかりました。

(執筆者も変だと思ったのか、
 「 」か“ ”がついていた気がします)

女性の方には非常に失礼ですが、
奥さんも含めて“持ち物”や“望み”には
“分不相応”がしっくりきますが、
社会福祉は何か座りが悪い。

たぶん、これは義務とか努力に類するものだから
なんじゃないかと考えました。
分不相応の労働とか、分不相応の勉強などは
やはりあまり聞きません。

お年寄りや病人など社会的弱者は守るべき、
もしくは守らなくっちゃなあ、というのが社会福祉で、
そこに「モノ」的(≒お金に換算できる、比較する)
発想が入ると変な感じがするという。

日本“経済”新聞なので、
あんまりお金に換算しないものも経済発想で考える
というのはもちろんアリですし、有効でもあります。

実際、医療・福祉にもお金はかかるわけで、
「ない袖はふれない」のも厳然たる現実です。

それでも「分不相応の社会福祉」の座りの悪さは、

社会福祉という単語の言霊が
「まーそーなんだけどさ、ちょっとね」
という抵抗のオーラを発している感じがしたのでした。

moon hill



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