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日報より/視点

2009年12月15日

社内週一配信の「日報」より。

starbucks

誰も声高に「必要だ」と言わない仕事というのがあります。

こういうものが欲しいんです、
というオリエンのない仕事。

つまり、実際に必要であっても
クライアントが必要性を強く感じていないケースです。

例に挙げているのは、昨日打ち合わせをした某案件ですが、
この種類の仕事からは、
そもそもなんでやってるのかな? を問われます。

催促の嵐のなかで原稿を書くのはきついし、
スケジュールぎりぎりの入稿もきつい。
しかもすんなり通らなくて注文がつくのは、
もちろんラクじゃない。

そういう状況のなかで書かないと伸びない、
って前に書いたのは、いまでもそう思っています。

でもやっぱり、
原稿の出来であったりスケジュールであったりを、
管理して、催促して、注文をつけてくる
クライアントやディレクターは有難い存在で、
誤解を恐れずに言えば、
いることでラクな部分はたくさんある。

オリエンのない仕事に、
他者が設けた締め切りはないし、
完成度の判断基準は自分と自分の会社にしかありません。

であれば、その原稿なり制作物が実際に動く場所=最終地点を
いつも自分が見ていなければいけない。

プロセスがどれだけねじれて (←愚痴)
納得のいかないやり取りがあっても、
このケースは途中で文句が言えません。

「だって、必要だと思うからやってるんでしょ?」

すべての答えはそこにあるし、そこにしかない。

本当は、どんな仕事でも、
この視点だけで動かなくちゃいけないんですね。

が、どこかで、手離れの場所を近くに探してしまう。
クライアントが出すべきものを出してこなければ、
こっちの手を止めてもいいと思ってしまう。

だけど私たちは、
スケジュールっていう約束を守るために仕事をしているんではないし、
原稿に見合った対価をもらうためだけに書いているんでもないわけです。

社会への浸透、価値観共有、学生募集、求人、IR…
それすらゴールじゃなくて、
その結果、社会がどこかでいいほうに回転していく。

それを祈るからやっているわけで、

本来あたりまえのそのことを、
忘れることはなくても、
忘れたフリをする自分はいます。

だから、戒めも含めて。

Asa.s



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