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ルーツが、キラリ

2009年09月15日

tomato

社史の原稿を書くというのは、企業のルーツを探るお仕事でもあります。
企業がこれまで歩んできた道のりを振り返り、
その出発点まで遡る。
そこには必ず、創業者の熱い思いが眠っています。

私が最も印象に残っているのは、昭和電工㈱の創業者である森矗昶氏です。
1900年代前半、「不撓不屈」の精神のもと、化学肥料やアルミニウム事業において
多大な功績を残したこの偉大な人物は、「日本の発展」を常に願っていました。

自分の事業が成功すれば、日本の未来が広がる。
本気でそう思い、行動していたのです。

漁師の家で生まれ育った森矗昶が、
はじめからそのような思いを抱いていたのかは、
正直わかりません。
けれども、時が経ち、実業家として成長するとともに、
いつしか日本の将来を思うようになったことは事実です。

企業のルーツは、創業者がその一生をかけて作り上げていきます。
それはつまり、過去の出来事だけがその企業のルーツになるわけではなく、
現在の行動を積み重ねた結果、新たに生まれるということです。
今、この瞬間の行動が、誰にとってもルーツに成り得る。
そう思うと、
どんな時でもまっすぐ前を向きながら、歩んでいける気がします。

koji



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