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事実の向こう側

2009年09月11日

hiMaWari

これまで書かせていただいた原稿を通じて、
たくさんのことを学べたように思います。
なかでも、“事実を歪めない”という姿勢について考えることが多いです。

企業や学校関連の原稿を書くことは、
そのまま、クライアントの気持ちを代弁するようなものです。
でもそれは、ありのままの事実を述べることでも、
クライアントの要望に沿ったことだけを書くのとも少し違う。

そうではなくて、
目の前の情報から、一歩先を想像する、
相手が言葉にできない部分にまで、しっかりと思考を巡らす。
そこまで出来てはじめて、“事実”を伝えることができるのだと思います。

“事実”というのは、必ずしも目に見えるわけではなくて、
一見分かりづらい、装飾された物質の中の一部分であったりします。
それを見つけてきて、読者にもわかるように言語化する。
クライアントには、自身の営みを振り返るきっかけにしてもらう。

自分の原稿を読んでいて、「?」が浮かんだら、立ち止まってよく考えます。
足りない情報を補って、より明解なものにした後は、
思い切って対象の懐に飛び込んでみる。
そして、相手の存在を確認する。

そんな、一見当たり前のことの積み重ねが、
読んだ人の気持ちに届く原稿をつくるのだと思います。

koji



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