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ムーブメント

2013年02月23日

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人が来るのを待つだけじゃなくて、
本のほうからも歩いていく。

いま増えているその動きがここでも。さすが…といつも思っています。

Asa.s

セレクトブック

2013年02月13日

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1年ほど前から月1回、
下北沢にある「古書ビビビ」に寄るようになった。
毎回、数冊の本を購入する。
何かしら、ビビビっとくる本と出会えるのである。

その日、店に入ると、
古書店には珍しく、
平積みにされた本が目に入った。
和田誠さんのイラストが表紙の、
『冬の本』。

「大切な本」(テーマは“冬”)について、
多ジャンルにわたる84人の人々が、
思い思いに書き綴ったもの。

その中で、天野祐吉さんが、
谷内六郎さん*の『楽書 病院日記』を取り上げていた。
何気なく読んでいたが、途中ではっと気がついた。

私の“大切な本”である『いつも音楽があった』(倉本聰著)の一篇、
「赤とんぼ」に登場する、
通称・六さんと同一人物であること、に。
そして、六さんが、
とてつもなく素敵な人だったことを思い出した。

『楽書 病院日記』は、59歳で亡くなる六さんの、
4カ月にわたる入院時に綴った絵日記だそうだ。
696(ロクロ)冊の限定復刻ノート、
ぜひ一度読んでみたいものである。

 *谷内六郎さん:
 『週刊新潮』の表紙絵を、創刊号(1956年2月19日号)から
 亡くなるまで(1981年12月24・31日合併号)担当。
 昭和を生きた少年の目を通して、“日本人の原風景”を描き続けた。


Taka

電子書籍は恋に落ちる夢を見るか

2013年02月08日

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日経に
音楽の分野ではデジタル配信やユーチューブなどで
昔の作品に容易に接することが出来るようになり、
新しい作品は過去の名作との競争にさらされて
淘汰の度合いが厳しくなっている云々という記事が出ておりました。
弊社の若手も、
リトルフィートとかいう70年代バンドのファンのようですが、
当時、花のティーンエイジャーだったワタシが聞いたこともない
(当時の青年らしくメジャーどころは聞きかじったんですけど)
アーティストを知ってんですから、デジタルの恩恵大かと。

弊社のお仕事である本の分野でも、
2010年末くらいから続々と電子書籍サービスが開始され、
青空文庫などで著作権切れの作品がDB化されたり
復刊ドットコムが頑張っていたりと、ここんとこ隆盛を極めつつありますが、
まだ音楽ほど過去の逸品が復活している感じはないように思います。
音楽より敷居が高いんでしょうか?
それとも物体としての本と、デジタルでまだ差があんでしょうか?
ユーチューブだとずるずる関連した画像を見ちゃう、というのがありますが、
本だとやりにくいか……

一方で「ビブリオ古書堂」みたいな“いい本お勧め”の動きが強まっているんで、
ブックセレクトを立ち上げつつある弊社としては、
書籍も音楽ばりに親子や三代で一緒に楽しめるように、が目指すところです。
音楽みたいに、街角やCMでふっと耳にして「いいな」と思う感じとか、
「……っていいんだよー」みたいなおじさん・おばさんのしみじみ発言を
うまく電子サービスとつなげる仕組みを本でもつくっていければ、と。
大日本印刷さんと東大が開発したスーパースキャナで大データベースつくって、
だけど図書館的な一覧や検索だけじゃヤダから、
そこんとこを、なんというかね、古本屋の棚みたいな感じを出して。
あと、おんなじ本を男女が同時に検索すると、
ピンポーンとなって「恋におちて」(デニーロの映画ね)になるとか。
イヤホンを2人で分けて聞く、みたいのところも何とか電子書籍で……
目的が逸れている感もありますが、
ひとつ、そういうことでご了承いただければと思っとります。

moon hill


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