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異故郷(いこく) 会津~会津若松2

2009年01月29日

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会津若松は、身近に伝統を提供するお国でした。

例えば、漆、ろうそく、味噌。
会津漆器は400年、絵ろうそくは500年の歴史を持ちます。
今回行った味噌屋“満田屋”も、1834年創業=“天保”5年創業。
そう思うと遠い存在のようだけど、今も同じカタチで身近にある。

会津若松駅と七日町駅付近に点在する伝統工芸品専門店は、
木の枠・ガラスの引き戸に、質素な古い看板などを構え、
伝統! と騒がずに、何気なく営業中。
しかし価格はお手ごろ、品揃えや質も良い。これは楽しいです。

「いらっしゃい」と言ったきり黙々と何かしている店主さん。
でも、質問をしたときの嬉しそうな顔、明確な答え、丁寧な包装からは、
受け継がれてきたものを大切に思っているのが、よぉーっく伝わってきました。

「ならぬことはならぬものです」があまりにも印象的ですが、
8つの掟を通していちばん強調されていることは、
「誠実に人と付き合うことの大切さ」ですね。

それが誠実なモノを作ることに繋がっていて、
高くもないし、押し売りもしない。
手に入りやすさ、さり気なさ、そして、提供する側の愛情。
広く庶民に親しまれる伝統のポイントでしょうか。

会津にはまた行きます。
雪であまり歩き回れなかった分、次回も楽しみです。

※ レッスンby漆のかんざしを買ったお店のおじちゃん
「漆はね、手入れしてあげてくださいね。
 手入れって言うと、きれいに拭いて箱に入れておく人がいる。
 でも、触ってください。(実演)
 手の油で漆に艶が出ます。
 ほら、ほら。(再び実演)
  ね。
 “手・入・れ”ってそういうことなんですよ。」

会津若松 2008年冬・その2

miotobi

黒くて固くて重くって

2009年01月23日

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お世話になっている世界一の印刷会社さんの玄関。

活字だから鏡文字。重量感に溢れている。

DTPの今でも「活字離れ」という。

そりゃ、ずしっとくる感じがなきゃ、そもそもつなぎとめられないよなあ。

と、ちっともずしっとこない文章書いてしまう今日この頃。

moon hill

マネシチャダメヨ

2009年01月22日

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落書きってそういえばしたことないです。
学校の黒板、公園の遊具、お店のシャッターなんかもちろんですし、
公衆トイレなんかにもないです。

落書きにも色々あって、「夜露死苦」、「○○連合参上」、
「○○に電話ください」なんてものから、
バスキアみたいな芸術作品まで、本当に幅広いです。
全国の落書きを集めた写真集があるんなら、見てみたいです。
きっと笑えると思います。

もちろん、落書きなんて社会的にはルール違反ですし、
掃除する人のことを考えるとやってはいけないことなんですけどね。

それでも、本気で落書きしてる人を見かけたら、多分止めないで見てしまいます。
イタズラ半分なのはダメですけど、ホントに本気で落書きしてる人がいたら、
止めてはいけない気がします。

なんというか、人に迷惑をかけない、
人を喜ばせる落書きもあるんじゃないかと思っちゃうんですよね。

koji
「半径4メートルの世界」其ノ弐

告知

2009年01月19日

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Subway→喫茶「泥人形」(笑) の“はしご昼ごはん”。
事務所にてふわっふわのロールケーキ。
よく食べよく働く会社。。。つくづく。

さーて。かなりひさしぶりに市販本をやりま~す。詳細はまた。

Asa.s

小さな贅沢

2009年01月16日

はんぶるぐ

少なくとも月2回、関西方面に出張する。

よほど朝早い出発でなければ、決まって新幹線に乗る前、
品川駅構内にあるつばめグリルの
「ハンブルグステーキ弁当」を購入する。950円也。

小型2段重ねの正方形箱の弁当で、
おかずとご飯が別々になっており、
狭い車内でも窮屈せずに食せるのがありがたい。

メインのハンブルグステーキも旨いが、
付け合わせのきんぴらごぼう、麻婆茄子、そして白飯も美味しい。

新横浜を出て名古屋までの間に、朝・昼飯兼用で食べ、
空腹でも満腹でもないちょうど良い腹心地で、
午後一から始まる打ち合わせや取材に臨む。

この習慣、自分ではかなり気に入っている。

Taka

異故郷(いこく) 会津~会津若松

2009年01月15日

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初めての会津若松は雪でした。

一、年長者の言ふことには背いてはなりませぬ。
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
一、虚言を言ふ事はなりませぬ。
一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
一、弱いものをいぢめてはなりませぬ。
一、戸外でモノを食べてはなりませぬ。
一、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ。
一、ならぬことはならぬものです。

この精神を教育現場で子どもに復唱させていたという
会津藩。興味があります。

過去の人ながら今をときめく直江兼続は、
越後から会津藩に移ったとき、「豊かな国だ」と思ったそうな。
少なくとも藤沢周平氏が描いた彼は、そう思っていた。
山があって、土があって、水がある豊かさ。
「ハイカラさん」という周遊バスが通る観光地になった今も、
それは残っていました。

高いところから眺める雪の会津若松には、
山と家々の屋根に積もった白で統一された
雪国ならではの簡素な情緒がありました。行くなら冬ですね。

おかげであまり巡れなかったものの、鶴ヶ城、天寧寺と周り、
2日目の飯盛山では、白虎隊士たちが自刃した場所まで
雪が積もった階段を上りました。
そこから、松平家に統治されていた当時、
隊士たちが「最後の故郷の風景」を望んだのだと思うと、
鶴ヶ城のてっぺんから手をふりながら眺めた会津とまた違って見える。
小さく見える屋根ひとつひとつの下に「人が生きている」のだと感じる。
世の中の人が生きているということを、改めて意識する。

墓碑に積もった雪をひとつひとつ払って回るおじさんがいました。
お仕事かもしれない。だけど、自然に頭が下がった。

わざとらしくなく平和を心から願うのは、
こういう瞬間かもしれません。

会津若松 2008年冬・その1

miotobi

この指と~まれ!

2009年01月08日

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仕事に限らず、自分からなにかを発信している人の周りには、自然と誰かが集まって
くるように思います。

12年ぶりとなる高橋恭司の写真展「織箱」が、年末に南青山で開催されました。
おそらく、都内を撮影した写真の数々。
鈍器のようなもので殴りかかってきそうな凶暴さと、触れるだけで崩れてしまいそう
な繊細さが同居した表現に圧倒されてしまいました。

実はこの写真展の主催者であり会場にもなっている会社、match and companyさんと
弊社は以前、写真集型の社史を一緒に制作したらしいです。

“らしい”というのはまだ私が入社する前の話だからですが、その時の繋がりが私を
この写真展に導いてくれました。
それもこれも、先輩方の仕事へ対する直向さのおかげです。

ひとつの仕事を、ひとつの出会いと考える。

そうすると、眠くて思考停止になりそうな時も集中できるから不思議です。
その積み重ねが大きな輪になって、新たな出会いに繋がっていく。
単純ですが、そこに嘘はないんじゃないかと思っています。


PS.写真の指は、写真家の佐内正史さんです。
まさかご本人に会えるなんて・・・。感激!!

koji
「半径4メートルの世界」 其の壱

至誠

2009年01月05日

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毎月1回、世田谷の松陰神社に参拝することにしている。

仕事でかかわらせていただいた
あるオーナー経営者の姿勢に感銘を受け、
真似てからすでに10年以上も経つ。

形式ではなく、こころをこめて、
1カ月を振り返り、感謝する。
そして、決意を新たにする。

2009年の始まりも、この心地良い緊張感のもとで。

Taka


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